COVID-19関連ニュース(2020年12月21日~12月27日)│スワポケ新聞 Vol.22

COVID-19関連ニュース(2020年12月21日~12月27日)│スワポケ新聞 Vol.22

こちらは2020年7月〜2021年3月にかけて「とどけるプロジェクト」のnoteで連載した「週刊とどプロ新聞」を再構成した記事です。

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に関するニュースの中から、生活に役立つものを紹介します。

年末年始の相談窓口

年末年始は行政機関や医療機関など多くの窓口が閉まります。そこで年末年始に困ったときの相談先を紹介します。

発熱など新型コロナウイルス感染症が疑われる症状があり、かかりつけの医療機関が休診している場合は、地域の問い合わせ窓口に連絡しましょう。厚生労働省とNHKが都道府県ごとの問い合わせ先をまとめています。

新型コロナウイルスに関する相談・医療の情報や受診・相談センターの連絡先
(厚生労働省)

新型コロナ 年末年始の医療体制 都道府県ごとの問い合わせ先
(NHK)

生活に困った場合は、各自治体の臨時窓口のほか、民間のサポート団体に相談しましょう。食料の配布や生活相談、住む場所の提供なども行なっています。 厚生労働省では、市区町村の相談窓口や、年末年始に開いている相談窓口の情報をまとめています。

制度の紹介
(厚生労働省)

ビッグイシュー基金では行政に加え、民間の取り組みについても紹介しています。

仕事や住まいを失った方へー年末年始の支援情報のご案内
(ビッグイシュー基金)

全国各地の取り組みについては、こちらの記事で詳しく紹介されています。

「ごはんやお金がない・住むところがない」など年末年始に困ったとき相談できるところ
(ユキサキチャット|note)

厚生労働省では、 「生活保護の申請は国民の権利です。生活保護を必要とする可能性はどなたにもあるものですので、ためらわずにご相談ください」と生活保護の積極的な利用を促す呼びかけを始めています。そのほかの支援策についてはこちらをご覧ください。

厚生労働省リーフレット「生活を支えるための支援のご案内」等について
(厚生労働省)

抗体検査キット販売事業者6社に、消費者庁が行政指導

  • 抗体検査キットに「感染初期での判別も可能」などと表示
  • 実際は抗体検査では検査時の感染を判定できない
  • 景品表示法に違反するとして再発防止を求める行政指導

抗体検査キットに行政指導 「“感染中”は判定できない」 
(FNNプライムオンライン/2020年12月25日)

感染初期での判別可能などと宣伝 抗体検査キット販売6社に指導
(NHK/2020年12月25日)

抗体検査キット業者に指導 「コロナ感染判定」は不当表示―消費者庁
(時事ドットコム/2020年12月25日)

新型コロナウイルスの抗体検査キットの販売事業者6社に対する行政指導について
(消費者庁/2020年12月25日)

新型コロナウイルスの抗体検査キットの販売事業者6社に対し、消費者庁が行政指導を行いました。6社は抗体検査キットに「感染初期での判別も可能」などと、検査時に新型コロナウイルスに感染しているか判定できるかのような表示をしていました。

しかし実際には、抗体検査は検査時点での新型コロナウイルスの感染を判定できません。厚生労働省でも、 現在、日本国内で診断薬として薬事承認を得た抗体検査はないとしています。

新型コロナウイルスに関するQ&A(一般の方向け)
(厚生労働省)

そのため消費者庁は、ウイルスの感染予防について誤った対応をしてしまうことを防止する観点から、景品表示法の優良誤認に当たるおそれがあるとして、6社に対し再発防止を求める行政指導を行いました。

現在このような抗体検査のほか、無認可のPCR検査、抗原検査のキットも販売されています。しかし検査は正しい方法で行わなければ、正しく判定できません。発熱の症状など新型コロナウイルス感染が疑われる場合は、かかりつけ医や各地域の相談窓口に連絡しましょう。

新型コロナウイルスに関する相談・医療の情報や受診・相談センターの連絡先
(厚生労働省)

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