2021年4月12日
一般社団法人スワローポケット
平素は格別のご高配を賜り、厚くお礼申し上げます。
さて、先般、理事が下記のとおり変更いたしましたことをお知らせいたします。
記
第1 変更内容について
1.2021年3月30日付社員総会をもって辞任した理事
鈴木悠平(代表)
2.上記社員総会をもって新たに就任した理事
風間暁(代表)
向井愛
武田秀子
3.上記1以前に辞任の申出があり、辞任した理事
小澤いぶき
益田充
第2 変更に至る経緯について
一般社団法人スワローポケットは、前身の任意団体「とどけるプロジェクト」の活動を、より持続的に、かつ、扱うテーマも発展させるべく、事業内容等の移行に先がけて、新設の団体として2020年12月に法人登記を行いました。
その後に、「とどけるプロジェクト」の活動と並行して、スワローポケットとしての新しいポータルサイトのリリースを目指して活動を始め、去る3月31日に予定どおりにWEBサイトのリリースが行われました。
しかし、その間、「とどけるプロジェクト」の代表を兼務していた前代表理事の鈴木悠平氏から、自身の加害行為にまつわる説明や、自身が理事を務める他団体において同行為に関する処分に向けた調査が実施されていることなどの共有がなされたことを受け、当法人内でもその対応について検討してまいりました。
当法人としては、上記加害行為に関しては第三者の立場であり、また、あくまで鈴木悠平氏からの説明しか受けていなかったことから、団体(当時の新理事予定者を含む)としての対応に大変苦慮し、その一方で、当時の理事であった小澤いぶき氏、益田充氏は、当法人の上記WEBサイトのリリースよりも前に、まずは鈴木氏の辞任とともに、検討プロセスや辞任理由、および再発防止策の各公表を辞任と併せて公表すること、内部確認を行うことの必要性を強く主張しておりました。
これを受けて、団体としての公表に向けた協議が重ねられましたが、小澤いぶき氏、益田充氏の主張に沿う形での合意形成には至らず、その結果として、小澤氏と益田氏は、法人の理事としての態度を明確化するご趣旨で辞任いたしました。
その後、鈴木氏本人が、小澤いぶき氏、益田充氏が主張されていた代表不信任及び理事辞任についてこれを受け入れたため、鈴木氏は、一般社団法人スワローポケットの代表理事を退くとともに、理事についても辞任することとなりました。
本件について、未だ事業主体が任意団体「とどけるプロジェクト」であった時期であったとはいえ、本来であれば速やかに当法人名義での公表をすべきところを、上記の経緯があり、また、具体的な公表内容に関して、鈴木氏の代理人弁護士、前理事らそれぞれとの慎重な協議が続いたため、やむなくWEBサイトのリリースが先行され、本件のご報告が遅れましたことを、心よりお詫び申し上げます。
なお、当法人内部で本件と同様の被害があったという報告は、現時点では受けておりませんが、被害の声そのものが上げづらい性質のあるものであることなども踏まえ、引き続き確認を進めていくとともに、内部でこうした事態が起こることのない体制構築を順次行ってまいります。
また、当法人の設立趣旨や再発予防の観点などから、鈴木氏が過度な社会的制裁に課されることなく、更生に尽力されることを願っております。
一般社団法人スワローポケットは、新しい体制にて一層邁進する所存です。何卒、引き続きのご厚情を賜りたくお願い申し上げます。