マスクの着用がむずかしい人の飛行機利用について、航空会社に聞きました

マスクの着用がむずかしい人の飛行機利用について、航空会社に聞きました

現在、航空各社は、新型コロナウイルス感染防止の目的から、マスクの着用を呼びかけています。

お客さまへのお願い(JAL)
新型コロナ対策 空港や飛行機内のマスク着用等のお願い(ANA)

しかし、感覚過敏などで、マスクの着用がむずかしい人もいます。

感覚過敏などでマスクの着用がむずかしい人や、その周りの人に知っておいてほしいこと

そこで、飛行機を利用する際のマスク着用について、日本航空(JAL)と全日空(ANA)に問い合わせました。対応は2社ともほぼ共通で、以下の通りです(2020年9月15日時点)。

  • 強制ではないので、マスクがつけられない理由を伝えれば、搭乗可
  • 代替として、タオルやハンカチ、フェースシールドをお勧めする場合も
  • 機内で空いている座席に移動をお願いする場合がある

マスク着用は、あくまでお願いで、強制することはないそうです。ただし、空港や機内でマスクをつけていない人には、理由を尋ねたり、フェイスシールドなどの代替策や、座席の移動をお願いする場合があるとのこと。

また、JALの約款では「感染症又は感染症の疑いがある場合、搭乗を拒絶し、又は降機させることができます」とあるので、体調が悪い場合は、利用を避けるのが望ましいでしょう。

なお、事前に乗務員に連絡しておくことも可能とのことですので、不安に思われる方は下記の窓口までご連絡ください。

航空各社の対応は、「航空分野における新型コロナウイルス感染予防対策ガイドライン」に沿った内容となっていますので、他社も同じような対応だと考えられます。

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