新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に関するニュースの中から、生活に役立つものを紹介します。
暖房の着火事故、アルコール消毒液にも注意
- 製品評価技術基盤機構(NITE)が、暖房の着火事故に注意を呼びかけ
- 洗濯物などを乾かす際に着火する事例が多い
- 海外ではアルコールに引火してやけどを負った事例も
コロナ禍の暖房 アルコール消毒液に引火のおそれも 事故に注意
(NHK/2020年11月26日)
暖房器具の着火事故、洗濯物最多 今冬は消毒アルコールも注意
(ニッポン消費者新聞/2020年11月26日)
衣類や布団などの可燃物の接触に注意!~暖房器具による火災を防ぐ~
(製品評価技術基盤機構/2020年11月26日)
新型コロナ、飛沫の拡散予測と対応策
- タクシー内の換気はエアコンの「外気導入モード」が効果的
- カラオケでは、マスクをして排気口の下で歌うとリスク低下
- 野外でも人と会うときは適切な距離やマスク着用を
スパコン富岳で電車/タクシー/航空機内などでのコロナ感染リスクを検証
(PC Watch/2020年11月27日)
スパコンで予測 航空機の客室 リクライニングで飛まつ拡散
(NHK/2020年11月26日)
カラオケ・野外で飛沫の拡散抑制、マスクの効果「富岳」が実証
(読売新聞/2020年11月27日)
室内環境におけるウイルス飛沫感染の予測とその対策
(理化学研究所/2020年11月26日)
理化学研究所(理研)が、ウイルス飛沫感染のシミュレーションの結果を発表しました。タクシー車内のシミュレーションでは、窓を開けるより、「外気導入モード」のエアコンの方が換気効果が高くなりました。また、せきをした場合、飛沫やエアロゾル(浮遊する微粒子)が車内に拡散するため、運転手も乗客もマスクをするのが望ましいとのことです。
カラオケボックスのシミュレーションでは、21立方メートルの部屋に9人が入ると想定。カラオケボックスはオフィスなどに比べ換気性能が高いものの部屋が狭いため、一人が歌い始めると30秒ほどでエアロゾルが室内全体に広がりました。マスクをして排気口の下で歌うと、エアロゾルが排気口から排出され、室内への飛散が減りました。
屋外でテーブルを囲んで飲食している場面を想定したシミュレーションでは、マスクをしない場合に、人との距離が1メートルと1.7メートルの場合で比較すると、到達する飛沫量が半分になりました。マスクをするとさらに飛沫を抑えられます。
これらの結果はあくまでシミュレーションに基づくもので、現実社会とは異なることがあります。そのことを念頭に、感染対策をする際の参考にしてください。
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